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春日部フィルハーモニー管弦楽団

Concert Archive

第5回定期演奏会

春日部市民文化会館 大ホール
春日部フィルハーモニー管弦楽団 第5回定期演奏会のチラシ

節目となる第5回定期演奏会では、世界的ヴァイオリニスト・堀米ゆず子を迎え、シベリウスの代表作3曲を取り上げます。祖国への思いを象徴する「フィンランディア」、独奏楽器とオーケストラが厳しく向き合うヴァイオリン協奏曲、明るい高揚へ向かう交響曲第2番。シベリウスの多面的な魅力を一夜でたどる公演です。

公演概要

開催日
2023年11月26日(日)
時間
13:00開場/13:30開演
会場
春日部市民文化会館 大ホール
出演
指揮:渡邉康雄/ヴァイオリン独奏:堀米ゆず子/管弦楽:春日部フィルハーモニー管弦楽団
主催
一般社団法人 春日部フィルハーモニー管弦楽団

公演の聴きどころ

3曲はいずれもシベリウスの名を世界に広めた重要作品ですが、性格は大きく異なります。短い時間に凝縮された交響詩、孤高の独奏ヴァイオリンを中心とする協奏曲、オーケストラ全体が有機的に成長する交響曲。北欧の透明な響きだけでは語りきれない、緊張、歌、熱量を聴き比べるプログラムです。

プログラムと曲目解説

交響詩「フィンランディア」作品26

重い金管の響きで始まり、緊迫した音楽を経て、やがて静かで祈りのような旋律が現れます。19世紀末のフィンランドで生まれ、祖国への思いと結びついて広く親しまれた作品です。短い曲の中に、抑圧から希望へ向かう劇的な流れが凝縮されています。

ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47

独奏ヴァイオリンが静かに姿を現し、長い旋律と高度な技巧を積み重ねていく協奏曲です。第1楽章には独奏カデンツァが構成の中心として置かれ、第2楽章では深い歌、第3楽章では重心の低い舞曲的なリズムが展開します。華麗さと厳しさを併せ持つ、ヴァイオリン協奏曲の代表作です。

交響曲第2番 ニ長調 作品43

小さな動機が楽章を越えて成長し、終楽章の大きな主題へ結びつく交響曲です。第2楽章には暗い物語性、第3楽章には激しい推進力があり、切れ目なく続く終楽章で明るい高揚に到達します。初演当時からフィンランドの聴衆に熱狂的に迎えられましたが、作曲者自身は後に「魂の告白」と記しています。

出演者プロフィール

堀米ゆず子(ヴァイオリン独奏)

第5回定期演奏会でヴァイオリン独奏を務める堀米ゆず子
堀米ゆず子(ヴァイオリン独奏)

桐朋学園大学卒業後、1980年にエリーザベト王妃国際音楽コンクールで日本人として初めて優勝。ベルリン・フィル、ロンドン交響楽団、シカゴ交響楽団をはじめ世界各地のオーケストラ、指揮者と共演し、主要音楽祭や室内楽の舞台でも活動してきました。教育活動にも力を注ぎ、ブリュッセル王立音楽院、マーストリヒト音楽院で後進を指導。今回の使用楽器は1741年製ヨゼフ・グァルネリ・デル・ジェスです。

渡邉康雄(指揮)

第5回定期演奏会で指揮を務める渡邉康雄
渡邉康雄(指揮)

ピアニスト・指揮者として国内外で活動し、当楽団のミュージックアドバイザーを務めています。日本シベリウス協会での活動歴もあり、シベリウス作品への深い理解を背景に、このオール・シベリウス・プログラムを指揮します。

ご来場案内

前売券は全席指定で、一般S席3,500円・Z席3,000円・A席2,500円、学生S席2,500円・Z席2,000円・A席1,500円です。小・中学生50名を無料招待する応援企画も用意しています。

※料金・販売方法・会場案内は公演当時の記録です。すべての公演は終了しています。

参考資料

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