
第4回定期演奏会は、ベートーヴェンの「皇帝」と「運命」を組み合わせた王道プログラムです。渡邉康雄がピアノ独奏と指揮を担い、協奏曲では鍵盤から、交響曲では指揮台から、ベートーヴェン中期の力強い創作世界に迫ります。
公演概要
- 開催日
- 2022年11月23日(水・祝)
- 時間
- 12:30開場/13:30開演
- 会場
- 春日部市民文化会館 大ホール
- 出演
- ピアノ独奏・指揮:渡邉康雄/管弦楽:春日部フィルハーモニー管弦楽団
- 主催
- 一般社団法人 春日部フィルハーモニー管弦楽団
公演の聴きどころ
「皇帝」と「運命」は、どちらもベートーヴェン中期を代表する作品です。華麗な独奏とオーケストラが対話する協奏曲、短い動機から巨大な構築物を生み出す交響曲。独奏者と指揮者を同じ音楽家が務めることで、二つの作品を貫く呼吸や推進力がより明確に感じられる企画です。
プログラムと曲目解説
ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」
オーケストラの力強い和音に、ピアノがカデンツァのような華麗なパッセージで応える、型破りな開始が印象的です。堂々とした第1楽章、静謐な第2楽章、間を置かずに飛び出す舞曲的な終楽章からなり、独奏とオーケストラが対等に音楽を築きます。「皇帝」という通称は作曲者自身が付けたものではありませんが、作品の壮大な性格をよく伝えています。
交響曲第5番 ハ短調 作品67「運命」
冒頭の四つの音から、全4楽章にわたる大きな流れが生まれます。第1楽章では短い動機が執拗に展開され、第2楽章では二つの主題が変奏されます。第3楽章から終楽章へ切れ目なく進むと、ハ短調の緊張は輝かしいハ長調へ転じます。限られた素材を徹底して展開し、暗から明へ向かう構成は、その後の交響曲の歴史に大きな影響を与えました。
出演者プロフィール
渡邉康雄(ピアノ独奏・指揮)

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校で作曲を専攻後、ニューイングランド音楽院とジュリアード音楽院で学びました。1972年、ブラームスのピアノ協奏曲第2番でピアニスト・デビュー。その後は指揮活動も本格化し、国内主要オーケストラを指揮してきました。2019年にはオーケストラ・アンサンブル金沢とベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番と第5番「皇帝」を弾き振りし、そのライブ録音も発表しています。
ご来場案内
全席自由で、一般2,500円、学生1,500円です。未就学児無料、小・中学生無料の応援企画を実施します。
※料金・販売方法・会場案内は公演当時の記録です。すべての公演は終了しています。